食の安全・安心を確保するために

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地産地消の推進

『地産地消』で岩手の食と農を守りましょう〜いわて生協の「地産地消」の取り組み〜

世界的な食糧危機が懸念される中で、日本の食料自給率はカロリーベースで39%まで落ち込み、私たちの食料への不安はますます大きくなっています。

岩手県の基幹産業である農林漁業は年々厳しさを増し衰退が続いています。この影響は第2次産業や第3次産業にも波及し、県民所得の低下にも結びついています。

食品表示の偽装事件や中毒事故・事件、輸入農産物残留農薬と無登録農薬使用など、食の安全をめぐる問題や不安が益々大きくなっています。

 

いわて生協は、産直運動を中心に「地産地消」に力を入れ、県内の生産者や農協、漁協、行政などと協力しあって、生産者と消費者の交流や、地場生産物の普及、農林漁業を守り食料自給率を高める運動を積極的に取組んでいます。

いわて生協の「地産地消の目的」
1.健康な食生活 岩手の食文化を大切にし、県民・組合員の願いである健康な食生活を実現する。
2.安全・安心の構築 生産と消費の距離を縮め、相互の安全・安心を築き上げる。
3.生産体系の見直し 生産体系や生産方法を見直し、農薬や化学肥料の使用を減らす。
4.価値観の見直し くらし・食生活や価値観を見直し、食べることを大切にする。
5.新しい地域づくり 生産者・消費者・行政などが連携し、地域を大切にする新しい社会をつくっていく。
『地産地消』が実は環境に優しい!

日本に住む私たちは、世界中からあらゆる食材・食品を手に入れています。それは一見豊かな食生活に見えますが、実は、それらを輸送するために、大量のエネルギーが消費されています。

「食料の輸送される量(t・トン)と距離(km)を掛け合わせたもの」を『フードマイレージ』といいます。フードマイレージが高いほど二酸化炭素(CO2)の排出量は多く、環境に対して大きな負荷を与えている(地球温暖化を加速)ということになります。

岩手の食材を利用して、地球温暖化の速度をゆるめましょう!
「世界の食材」と「岩手の食材」でつくったお弁当のCO2排出量の違いを比べてみると大きな差があります。

レジ袋節約・食品容器のリサイクルなど目に見える節約と違い、フードマイレージの少ないものを選ぶこととCO2削減とは、実感として結び付きにくいもの。でも、環境を守るためにもフードマイレージの少ない『地産地消』の食品を選びたいですね。

世界の食材でつくった“グローバルランチ”
食材原産国名日本までの距離
(km)
輸送手段CO2排出量
(g)
パン
(小麦粉)
オーストラリア8,0003.12
ハムカナダ4,5600.98
チーズデンマーク8,7001.13
レタスメキシコ11,310飛行機90.37
きゅうり日本(高知県)900トラック0.44
えびインドネシア5,5701.45
チェリーアメリカ8,820飛行機281.89
ジュースブラジル18,85044.11
合計69,710423.49

このCO²を吸収するのに必要な緑は立木6本

岩手の食材でつくった“エコ弁当”
食材産地盛岡市までの距離
(km)
輸送手段CO²排出量
(g)
ごはん柴波町17トラック0.17
梅干し住田町73トラック0.07
たくあん盛岡市5トラック0.005
さんま宮古市70トラック0.35
ほうれん草八幡平市23トラック0.05
のり宮古市70トラック0.03
りんご奥州市57トラック0.28
牛乳雫石町15トラック0.27
合計3301.225

このCO²を吸収するのに必要な緑は葉61枚
(木1本の葉は約3,500枚)