こんにちは、ハピママスタッフの羽成です。
あっという間に12月ですね!
暗くなるのも早くなったけど、あちらこちらでイルミネーションが綺麗だったりクリスマスが近づいていますね♪
みなさんもそろそろケーキやチキンの予約をしたり、プレゼントはどうしようかな?と迷っているんじゃないでしょうか(^-^)
子どもへのプレゼントというと真っ先におもちゃが思い浮かびますが、
ハピママでは、ママから子どもへのプレゼントとして元気な歯を!ということで、歯科医の先生をお招きして、歯を守る生活習慣や歯磨きの仕方を教えて頂きました(・ω<)
恥ずかしながら私自身、歯磨きが嫌いで小さい頃から虫歯になってしまい、
歯医者さんも大嫌いだったので(><)笑
(診察台で暴れて先生は大変だったろうなー(´∇`)遠い目)
子どもたちには歯に関して苦労はさせたくないなと思いつつ、
今回先生のお話を聞いて歯について知らなかった事実がたくさんあって、本当に勉強になりました!!
今回の講師は、ハピママの歯の講座ではいつもお世話になっています、
「まつうら歯科クリニック 歯科医師 松浦直美先生」です。
予防歯科を学ぶため海外留学をなさったプロフェッショナル
そして、3人のお子さんを子育てされているママでもあります。
この日の会場はベルフ仙北店。今冬始まって以来の積雪で、道路も混んで来るのも大変だったと思いますが(´;ω;`)
8組の親子が参加してくれました(^-^)
集中してお話が聞けるよう、お子さんは別室でお預かりしての、勉強会でした( *´︶`*)
まず前半は、虫歯になりにくい生活習慣や、歯磨きについてのお話です。
食事をすると、お口の中が酸性になり歯が溶けやすい状態になります。
この表では20分ですが、実際は大体1時間くらいで元の中性に戻っていきます(表の再石灰化の部分)。
ダラダラ食べたり、ちょこちょこ間食をしてしまうと、お口の中が常に酸性の状態になってしまい、虫歯になりやすくなるそうです(´;ω;`)
おやつ(間食)についても、糖分の少ないもの(おにぎり、おせんべい、いも、果物など)がいいそうです。
子どもが食べやすいように!と細かく切り分けたり、流し込んだ方が飲み込みやすいからと、お茶や水などをお食事と一緒に出してしまいがちですが、これもよくないそうです。(私はどっちもやってしまってました( ̄▽ ̄;)!!)
理由は、唾液が出にくくなるため。
唾液はお口の中を守ってくれます!!
硬いものや大きいものを噛み切って、よく噛んで食べることが虫歯予防には良いんだそう。知らなかったー!!
生まれたての赤ちゃんは全く虫歯菌を持っていないそうですが、なぜ人は虫歯になってしまうんでしょう??
虫歯が出来るにはこの三つの輪+時間が関係してくるそうです。
虫歯菌はどこから来るか?
みなさん気をつけていらっしゃるとは思いますが、やはり、家族から感染する率が一番高いそうです(><)
まずは、同じ箸を使って食べないというのが一番です。
そして親が虫歯だったり、歯周病だったりすると菌が増えて感染しやすくなるので、
まずは親が治療、そして定期的に歯医者に通ってクリーニングをしてきれいな状態に保ちます。
お子さんにはフッ素を塗ったり(歯医者で塗るものは 1万ppm、歯医者さんで売っている歯磨き粉は千ppmほどのフッ素のものが使われているそうです)、
まず予防が一番だということです。
歯磨き粉については、あまり泡立たないものを選ぶ、フッ素入のものは少量の水で1回だけすすぐのがポイントです。
(本当はフッ素の効果が薄まるので、すすがなくても良いくらいだそう)
フッ素のスプレーなども売ってますが、虫歯をなくす!という効果を期待するよりは、お子さんが歯磨きを嫌がらないように、習慣づけのために使うとよいそうです(^-^)
そして、子供の歯磨きで重要なのが、仕上げ磨きです。
何歳くらいまで必要なんでしょう…?もう自分のことがある程度できる幼稚園くらいかな?
いえいえ、小学校の4年生ぐらいまでは仕上げ磨きをしてあげた方が良いそうです!!
まだ赤ちゃんのうちは、ブラシじゃなくてもガーゼや脱脂綿で拭いてあげても良いそうですよ。
虫歯の原因はプラークなので、それを取り除ければ良いのです。
食後は唾液がよく出て、再石灰化している最中なので、すぐ磨かなくて大丈夫。
そして、毎食後頑張って磨かなくても、
朝起きた時と夜寝る前に1日2回しっかり磨けばよいそうです!
(朝食後でなく、起きたときがいいそうですよ。寝ている間に増えた細菌とプラークを洗い流します。)
前半は、こんな内容で話が進み、その後先生が普段の習慣で気になっていることなど、みなさんの質問に答えてくれました。
その内容を少しご紹介します。
Q、フッ素は何歳から使えばいいの?
→何歳という決まりは特にないですが、目安としては奥歯が生え揃う時期に使い始めるとよいでしょう。
Q、歯間ブラシは子どもにも使った方がいいですか?
→子どもには歯間ブラシではなく、フロス(糸でも良い)や糸ようじなどを使うと良いです。
みなさん、お子さんの為にと真剣にお話を聞いて質問していらっしゃいました!
そして後半は、歯並びと口呼吸について。
歯並びって遺伝や運で決まるものだと思っている方が多いのではないでしょうか??
私も驚きましたが、違ったんです( ̄▽ ̄;)!
歯並びには呼吸が関係しているそう!
口を閉じているとき、舌は上あごにぴったりくっついているのが正常なのですが、
この舌が下に下がっている人は、口で呼吸をしています。
(あなたはどうですか?舌の先が、前歯の付け根あたりに来るのが正しい位置だそうですよ)
このことで、口の周りの筋肉が間違った使われ方をします。
舌や、頬からの圧力が正常にかからないため、
歯が、出っ歯になったり、下あごが出て受け口になったり、前後に重なったりするそうです。
歯並びだけでなく、あごや口周りにも影響するので、顔の見た目にも影響するそう。
日本人は、人口に対して口呼吸する人の割合が多く、それも近年増えてきているらしいです。
とは言っても、どう直せばいいの?!(><)
口呼吸の原因は鼻の病気であったり、鼻づまりが原因でなってしまうこともあるので、
先生が鼻の通りをよくする、体操を紹介してくださいました。
ブッテイコ体操・・・鼻づまりが直る体操です。
鼻の病気で口呼吸ができない方は、まず病気を治療しましょう。
そして、口呼吸 を 鼻呼吸に変えるために、舌を鍛えるのが
「あいうべ体操」
鼻呼吸にすると、細菌が鼻でろ過され、湿度もプラスされてから体内に入るため、
マスクなしでも病気にかかりにくくなったり、
酸素を効率的に取り込めたり、体にとっていいことばかりだそうです。
どちらの体操も、道具も使わず簡単にできるもので、先生も実際にお子さんと一緒にされているそうです(^-^)
口呼吸が気になっている方は、ぜひこれから鼻で呼吸をするように心がけてみてください!
お子さんについても、お母さんがその知識を持って意識するだけで、全然違うと思います(^-^)
普段から、口が開いていたら注意するだけでもいいそうですよ。
お話が終わったところで、おやつタイムです。
今回のおやつで私のイチオシがこれ!
紅茶やコーヒーによく合います( *´︶`*)
あっという間に1時間半が経ってしまいましたが、最後にみなさんに感想をかいて頂いたので、一部をご紹介します。
☆子供はまだ歯が生えていないですが、事前に話を聞けて、大変よかったです。
口呼吸が原因で歯並びが悪くなるなんて驚きでした!ならないように気を付けていきたいです。
☆歯磨きを教えるということは母親の大切な役割だと再認識しました。
☆歯磨き粉の使用量やすすぎ方、磨くタイミングを具体的に教えて頂けたので、今日から実践できることが多く、とてもためになりました。
☆歯並びは遺伝・生まれつきのものだと思っていました。生活習慣を正しくしてあげたいなあと思いました。
歯磨きを嫌がるのですが、親が頑張って綺麗な歯にしてあげたいです。
小さい子供がいると、なかなかゆっくり歯磨きにかけれない…嫌がられたり、暴れられると、自分が悪いことをしているような気になりますが、心折れずに頑張りましょう(><)
お子さんは、小さい時に自分のお母さんが歯を大切にしてくれた!!という記憶は絶対に残るし、大きくなっても大切にしなきゃと思うんだと先生も仰っていました(^-^)
健康な歯、綺麗な歯並びは毎日の予防から!
大人になってから治療や矯正、ホワイトニングなどしようと思うと、仕事で思うように時間も取れなかったり、たくさんお金もかかります(´;ω;`)
日々の努力の積み重ねの綺麗な歯は、親から子どもへのなによりのプレゼントだと思います(^-^)
ゴロンして仕上げ磨きしながら、スキンシップをとって、親子で歯ッピーな、毎日を送れたら良いなーと思います( *´︶`*)
伝えたいことが多くて長くなってしまいましたが、
ここまで読んでくださった方、松浦先生、そして雪道の中参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました(*^_^*)
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