こんにちは。ハピママスタッフの根本です。
先日ベルフ青山の2階組合員ルームで、歯科医による歯の勉強会を開催しました。
ハピママでは、今回、2回目の歯についての勉強会でしたが、定員数をはるかに上回るお申込み!!!
すごい倍率でした~( ゚Д゚)!!
子供の歯について、歯科医の先生からお話を聞いたり、
質問できる機会なんて滅多にないので大人気です!!
今回の講師は
「まつうら歯科クリニック 歯科医師 松浦直美先生」です。
予防歯科を学ぶため海外留学をなさったプロフェッショナル
そして、3人のお子さんを子育てされているママでもあります。
今回は完全託児で、ママにしっかりお話を聞いてもらえる
環境を整えましたよ。
歯育てと子育ては一緒に!
・あまり神経質にならずに
何を食べるかより、食べさせ方が大事で
だらだら食べずに2時間以上あけることがGOOD!
(何か食べると、お口の中が酸性になり、いったん歯がとけて、
時間がたつと「再石灰化」するのだそう。
だから、だらだら食べ続けると、ずっと歯が溶けている状態になり、虫歯になりやすい。)
・条件が重ならなければ、虫歯はできない
歯みがきばっちり、糖分を取らないで・・と全部がんばらなくても、
3つの輪のうち、どれか一つを減らすことができれば、虫歯は出来にくいそうです。
「歯」 を丈夫にするには、フッ素塗布など。
「さとう」 を減らすには、おやつを、おにぎり・ヨーグルト・芋などにしたり、意外と要注意!のジュースを薄めて与えたり。
「むしば菌」 を減らすには、歯磨きと、キシリトールのガムなど。
そして
「時間」 1~3歳なら、おやつは3回の食事の間に1~2回で、2時間は時間を空けること。
ぜんぶでなくてもいいそうですよ!
そして、予防歯科の基本はこの3つ!
虫歯になる前の予防が特に重要です。
1.なるべく母乳
2・小学3~4年生頃までは仕上げ磨きを!
3.積極的に定期健診に行きましょう
母乳が虫歯に直接的につながる事はないそうで、
食事がはじまる離乳食期から注意が必要になります。
また、フッ素入りの歯磨き粉も虫歯予防に効果が期待できるそうですよ。
フッ素には濃度があり、900~1000PPM程度の濃度が良いそうです。
この位の濃度は歯医者さんなどで購入ができ、
まれに市販品でも売っているそうですよ。
また、歯並びについても詳しくお話してくれました(^^)
こちら・・・・驚愕の真実を聞き、びっくりの連続でした。
歯並びは、あごが正しく成長していれば問題はないそうです。
いくつか、あごの成長をさまたげる行為があり、
その中でも驚きだった1つを紹介しますね。
口呼吸があごの成長を妨げるそうです。口呼吸って無意識でやっている方が多いようで、
特に、無意識に口をあけている方は要注意です。
歯並びだけでなく、口呼吸は健康にもおおきな影響が出る上、
口呼吸をしている方の歯は茶色に変化するそうです( ゚Д゚)
口が半開きになっていたり、口内炎ができやすい人、
唇が渇いている人は、無意識のうちに口呼吸になっている可能性がありますので、
気をつけましょうとの事でした。
ママさん達からでた、たくさん質問や疑問を先生が
1つ1つ丁寧にお答えしてくれました。
Q子供が歯磨きを嫌がっています。
虫歯になってほしくなくて押さえてやっているんですが、 良い方法はありますか?
A夜だけでも良いからやった方がベスト。今は時期的に嫌がってもいつか自分でやる時が
くるので頑張ってやってみましょう。キシリトール入りのタブレットなどを歯磨きが出来た時のご褒美に
あげるのも歯磨きを嫌がる頃には効果的です。
キシリトール入りのガムやタブレットは、外での食事の後も虫歯予防にgood。
ただ、キシリトールも70%~100%入りでないと効果がでないそうです。
勉強になりますね~。
最後に、虫歯になりやすい人、なりにくい人の体質というのは、
今もはっきりしていなくて、結局のところはケアが一番大切だという事でした(^^)
た~っぷり1時間歯のお話を聞けて、なんだかとても勉強になったし、安心できましたね。
その後は、いつもの生協商品でおやつタイムです。
先生がとっても優しくて、ヨーロッパで勉強をしていた頃のお話なども
沢山してくれましたよ(*^^)
こちらの歯のお勉強会は定員数に対して、応募が2倍以上のお申込みがありました。
キャンセルでお席が空いた際も、多数お申込みをいただきました。
残念ながら、今回ご参加できなかったという方の為に、
講話を録画いたしましたので、子育てひろばで上映する予定でおります(^^♪
上映の日程が決まり次第ブログでお知らせします。
ご参加くださった皆様、松浦先生本当にありがとうございました。