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2018/08/28

西日本豪雨災害へのいわて生協の支援の取り組み【3】~ボランティアセンター運営支援報告(1)

ボランティアのみなさんの誘導業務も行いました(写真右端がいわて生協から参加した池田 亮)。

このたびの「西日本豪雨」により被災されたみなさまに
心よりお見舞い申し上げます。

いわて生協では、この間の東日本大震災支援への恩返しの意味もこめて、
全国の生協といっしょに支援活動に取り組んでいます。
みなさまの一日も早い復興をお祈り申し上げます。

8月19日~22日 広島市安芸区災害ボランティアセンターでの支援報告
 7月に西日本各地で大きな被害をもたらした「西日本豪雨」。死者・行方不明者230人、住宅被害4万8,250棟と大きな被害が広範囲でありました。
 今回、日本生協連より岡山県倉敷市と広島市安芸区の災害ボランティアセンター運営支援が全国の生協へ呼びかけられ、いわて生協からは広島市安芸区の災害ボランティアセンターへ派遣されました。

広島県は土砂災害
 今回派遣された安芸区は広島市の東側に位置します。国道2号線やJR山陽本線など交通の大動脈が通る一方、急峻な地形の沢沿いに宅地開発が行われ、砂防ダムの下に住宅が並んでいるところも。そのような地形と、花こう岩が風化した「真砂土(まさど)」が、岩盤の上に堆積しているところが多く、大雨が降ると流れ出るので、被害を大きくします。
 土砂や水に押し流されているので、その通り道にある住宅は押しつぶされ跡形がないところもありました。一方、全壊の家の隣でも水が来なくて無事だったところも。道路の脇にはたくさんの土のう袋が積まれていました。
 
安芸区ボランティアセンターで運営を支援
 災害ボランティアセンターの役割は、ボランティアをしたい人とお願いしたい人を調整することです。応援者の業務は、ボランティアに来た方の受付や資材管理が中心です。私が入った8月19日~22日は猛暑ではありませんでした。お盆休み明けで、ボランティアの数は1日当たり100人に届かず少な目。それでも、夏休み中の大学生は多数参加していました。
 ボランティアセンター運営支援では「ボランティア参加者に感謝し、安全第一で再度ボランティアに来たくなるように」と心がけて取り組みました。被害が広範囲で、広島県内だけでも当初は40か所以上のボランティアセンター(サテライトを含む)が設置されたことや、猛暑で1日の活動時間が限られていることなどから、作業はなかなか進まずボランティアは絶対数が足りません。一人で参加していた女子大生にお話しをうかがったところ「自分も大雨で車ごと流されたが無事だったし、家も被災地域ではなないので、時間があるときは困っている方の役に立ちたくて参加している」とのことでした。また、東日本大震災でお世話になったという東北からのボランティアもいました。

岡山県は浸水被害
 広島での活動後に岡山県倉敷市真備町のボランティアセンターを訪問して状況をうかがう予定でしたが、台風接近のため真備町内の視察に変更しました。河川より低い位置に住宅が立ち並んでいる場所では、2階まで浸水した住宅も多くありました。広島市とは違い、真備町は浸水による被害なので建物自体は残っていました。同じ豪雨の災害でも、地形などにより状況は異なっていました。

最後に
 いわて生協では、この後も2人がボランティアセンター運営支援に参加します。常勤者ボランティアも募集し9月に2回派遣する予定です。
 東日本大震災から7年。いわて生協は現在も全国の生協からたくさんのご支援をいただいて、復興支援の取り組みを継続しています。今回の豪雨で被災した地域でも、仮設住宅が建設される自治体もあります。ボランティアセンターは作業自体がなくなれば閉鎖されますが、それで復興は終わりでありません。この間の恩返しも込めて、息の長い支援を継続したいと思います。

◆これまでのいわて生協の支援の取り組み◆
8月24日 西日本豪雨災害へのいわて生協の支援の取り組み【2】~広島県での支援に3人を派遣します
7月30日 西日本豪雨「緊急支援募金」にご協力をお願いいたします

 

  • ふだんは水が少ない川ですが、住宅が押し流されていました(広島市安芸区瀬野地区)。

    ふだんは水が少ない川ですが、住宅が押し流されていました(広島市安芸区瀬野地区)。

  • 岩泉社会福祉協議会から送られたものや、昨年の九州北部豪雨で開設されたボランティアセンターの一輪車が活躍していました。

    岩泉社会福祉協議会から送られたものや、昨年の九州北部豪雨で開設されたボランティアセンターの一輪車が活躍していました。