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2017/03/10

◆特別よびかけ◆東日本大震災から6年…がんばろう!岩手 築こう未来

あの大震災を忘れず、これからも被災地によりそった支援を
24万人組合員の協同の力で継続しましょう!

2017年3月11日 理事長 飯塚明彦
 
 未曾有の被害をもたらした東日本大震災から、6年目の3月11日を迎えました。
 あの大震災と原発事故で犠牲となられた多くの方々、昨年8月の台風10号被害で犠牲となられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、自らも被害を受け、ご家族を失った中でも再建や復興にむけてがんばってこられた多くの方々に対し、心からお見舞いと敬意を表します。  
 そして、この6年間、いわて生協の支援活動を支えて下さった多くの組合員のみなさん、全国の生協や団体のみなさまに、心から感謝を申し上げます。
 
 いわて生協では、震災直後の移動販売・炊き出しを皮切りに、この6年間、被災地・被災者に寄り添ったさまざまな支援活動を、組合員と常勤者の協同の力、そして全国の生協のみなさんからの支援で継続してきました。
 この6年間で、移動店舗や買い物バスなどによる「買い物支援」はのべ40万人が利用し、被災した生産者・メーカーの商品や手作り品の利用普及による「なりわい支援」は21億円となり、被災地のくらしや生業の再建に貢献してまいりました。また、ふれあいサロンや昼食会など「笑顔と元気を届ける活動」には、被災地の方々のべ2万8千人が参加し、この活動をのべ1万2千人の組合員ボランティアが支えてきました。そして、今年度からは、新たに、被災地で支援活動をがんばっている団体への助成金制度もスタートしました。
 こうした活動に対し、「今でも続くあたたかい支援に感謝します。」「この間たくさんの団体がサロンにきてくれたが、今も来てくれているのは生協だけ。ありがたい。」「組合員として、生協が支援を続けていることが誇りです。」などの声がたくさん寄せられています。
 
 被災地では、災害公営住宅の建設がすすみ復興は着実にすすんできていますが、いまだに1万3千人が仮設住宅などで暮らし、街づくりは道半ばです。復興が長期化する中、被災地・被災者の問題も複雑化・深刻化してきていますが、支援団体やボランティアは年々減ってきています。
 
 6年目の3月11日にあたり、いわて生協は、これからも震災を風化させず、変化していく被災地・被災者に寄り添った支援活動を、24万人組合員と2千人常勤者が力をあわせて継続していくことを、あらためて決意いたします。
 ぜひ、これからもごいっしょに取り組んでまいりましょう。