いわて生協の産直

トピックス

2021/09/02

【卵】浅沼養鶏場

商品名 :「産直さくら卵」

・紫波町の浅沼養鶏場が生産しています。

・さくら卵の親鶏は、純国産鶏「ゴトウさくら」。日本の気候に合った丈夫な鶏で、体格がよく、黄身も白身もしっかりした生きのよい卵を産みます。

・岩手県産の飼料米を10%配合した飼料で育てています。

岩手県産の米を使って鶏を育てる

産直さくら卵の親鶏は、純国産種の「ゴトウさくら」。日本の気候にあった丈夫な鶏で、おいしい卵を産みます。その親鶏の飼料(エサ)には、岩手県産の飼料米を10%配合しています。
飼料米を使用しているのは、地元のものをできるだけ使いたいからです。日本の食料自給率(19年度38%)が低い理由のひとつが、家畜飼料の輸入への依存です(飼料自給率19年度25%)。産直さくら卵の飼料も、半分は輸入とうもろこし。今年は世界的に需要が拡大し、価格が高騰しています。とうもろこしと米は栄養分がほぼ変わらず、価格も同じくらい。岩手県産の飼料米であれば、輸送エネルギーも減らすことができます。輸入飼料の量を減らし、その分飼料米に置き換えて使用しています。

循環型農業の一翼を担いたい

地元の飼料を使うことで、循環型の農業に貢献していきたいという思いもあります。
地元の飼料米を、親鶏が食べる。鶏ふんからたい肥を作る。それを農家さんが使い、また飼料米をつくる。こうした取り組みが少しずつ進みつつあります。
鶏ふんは大半を焼却処分していますが、一部はたい肥にして、飼料米や野菜の生産者が使っています。こうした循環型の農業が広がることで、休耕田での飼料米栽培の拡大など、地域活性化にもつながると思います。
産直さくら卵は、親鶏から飼料(エサ)、飼育環境作りまでこだわった卵です。その分、一般的な卵より価格は高くなりますが、「おいしい」のはもちろん、岩手の農業応援にもつながる商品です。ぜひご利用ください。
(2021年7月取材)