いわて生協ってなあに
生協とは
生協 | スーパー | |
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資金 | 事業のもとでとなるお金は、組合員みんなで出し合います。組合員一人ひとりが生協のオーナーです。 | 株主が出し合った資金をもとでに事業を行います。 |
目的 | 組合員みんなのくらしを守り、よりよくしていくことが目的。そのためにお店や共同購入の事業を行っています。 | 一番の目的は、より多くの利益を生み出すこと。 |
利用者 | 組合員の要望にもとづいて事業を行い、利用するのも組合員。 | 利用するのは一般の消費者。与えられたものを利用するだけです。 |
運営 | お店や商品への意見・要望を出し合ったり、委員会や班の活動を通して、組合員みんなが運営に参加。 | 株主総会で選ばれた人たちが運営。 |
剰余金 (利益) |
1年間の事業で生み出された剰余金(利益)は、組合員みんなもの。自分たちの願いを実現するために活用したり、組合員みんなで分け合います。 | 利益は会社や株主のものになります。 |
協同組合7つの原則 | ※協同組合原則は、すべての協同組合によって守られなければならない原則。 1995年のICA100周年記念大会で、21世紀にむけて30年ぶりに書きかえられました。 |
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1 | 加入・脱会は1人ひとりの自由自発的でオープンな組合員制度 |
協同組合の事業を利用し、組合員としての責任を果たす意志のある人はだれでも、性別や社会的・人種的・政治的・宗教的な理由で差別を受けることなく、組合員になることができます。 |
2 | 平等な議決権と主体的な参加組合員による民主的運営 |
協同組合は、組合員の運営によって支えられた民主的な組織。組合員は出資金の多少にかかわらず、1人1票の平等な議決権をもちます。 |
3 | 公平に出資し、剰余金はみんなのために組合員による財産の形成と管理 |
事業のために必要なお金は組合員でだしあい、組合の財産は、民主的に管理します。また、事業の結果生まれた剰余金は(1)組合発展のため(2)組合員への還元(3)組合員が認めた活動への支援の3つのために使います。 |
4 | 他に依存しない、従属しない組合員の自立 |
協同組合は、政治的にも経済的にも自主・自立が基本です。他の組織との取り決めや出資の際にも、組合の自立性が守られることが条件です。 |
5 | 学び合う場としての協同組合教育・研修と広報活動の促進 |
組合員自らの参画を高めていくためにも、組合員や役員、従業員などの教育や、研修が大切。また、一般の人々にも協同組合の良さを広めましょう。 |
6 | 協同組合どうしで協力して協同組合間の協同 |
生協どうしだけでなく農協や漁協など他の協同組合とも、地域で、全国で、世界で協同し、協同組合の力を強めていきます。 |
7 | 暮らしやすい地域をつくる地域社会への配慮 |
組合員がよいと思うやり方で、人々がいつまでも安心してくらしていけるような、住みよい地域社会づくりをめざします。 |