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2022/05/20

資源循環の取り組みを新たにスタート リサイクル回収したペットボトルが日本生協連コープ商品の軟包材に

当生協は、地球温暖化防止と「原発に依存しない事業とくらし」をめざし、環境の取り組みを積極的にすすめています。限りある資源を大切にしたいという組合員の声に応えて1990年に牛乳パックのリサイクル活動を開始し、現在はペットボトルなど10種類を回収しています。
生協の全国組織・日本生協連(本部/東京都渋谷区)より、当生協が回収したペットボトルをコープ商品の軟包材の原料に活用したいとの申し出を受け、2022年5月から出荷を開始しました。「組合員から回収した資源をコープ商品の包材に再生して循環する」新たな取り組みです。
 
1. 取り組みの趣旨と内容
(1) 当生協は、1995年にペットボトルの回収・リサイクルを開始しました。2021年度の回収量は156トン。出荷後は透明トレイに再生されています。
(2) 日本生協連では、プラスチック問題への対応として、「コープ商品のプラスチック容器包装の使用量を2030年に2016年対比で25%削減する」「再生プラスチックと植物由来素材プラスチックの活用を進め、使用率を合計で50%以上とする」との目標を掲げ、取り組みをすすめています。その一つの取り組みとして、首都圏の生協組合員から回収したペットボトルを含む再生PETを一部に使用した軟包材のコープ商品を8品供給しています(2022年3月現在)。「こうした取り組みを、2022年度下期以降に本格化するため、当生協が回収したペットボトルを活用したい」との日本生協連からの申し出を受け、当生協は回収量の80%(約125トン)をコープ商品包材用にリサイクルすることにしました(20%は従来通り透明トレイに再生)。
 
2. 回収・リサイクルの流れ