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2018/03/09

◆特別よびかけ◆東日本大震災から7年…がんばろう!岩手 築こう未来

震災を風化させず、被災地によりそった支援をこれからも!
 

2018年3月11日 理事長 飯塚明彦
 
未曾有の被害をもたらした東日本大震災から、7年目の3月11日を迎えました。
あの震災で犠牲となられた多くの方々、またいまだに行方不明の方、そして震災後のきびしいくらしの中でなくなった多くの方々に対し、心からご冥福をお祈りいたします。また、この7年間、自らも被害を受け、家族を失った中でもがんばってこられた多くの方々に対し、心からお見舞いと敬意を表します。
そして、いわて生協の支援活動を支えて下さった多くの組合員のみなさん、全国の生協や団体のみなさまに、心から感謝を申し上げます。
 
いわて生協では一日も早い復興を願い、この7年間、被災地・被災者に寄り添った様々な支援活動を、組合員と常勤者の協同の力、そして全国の生協のみなさんからの支援で継続してきました。
この7年間で、移動店舗「にこちゃん号」や買い物バスはのべ47万人が利用し、被災地の生産者・メーカーの商品の利用普及は26億円を超えるなど、被災地のくらしやなりわいを支えてきました。また、ふれあいサロンや昼食会などにはのべ3万2千人が参加し、1万6千人のボランティアが笑顔と元気を届けてきました。
こうした活動に対し、組合員のみなさんからは「いろいろな取り組みをしていただき本当に感謝しています」「震災直後から今まで、物・心両面で支えてもらい、感謝!感謝!です」「被災地にむけて走っている『にこちゃん号』を見かけますが、今も支援している姿に頭が下がります」「継続して支援している生協はすごい!私もできる支援を続けていきたい」などの声がたくさん寄せられています。
 
「まだまだ仮設生活が続きます。元気でいようとかんばっていますが、道は遠く、長い・・・」おたよりで寄せられた、沿岸の組合員さんの声です。
被災地の復興は、着実にすすんできていますが、7年経った今も6千人が不便な仮設住宅で暮らし、なりわいの再生や街づくりはこれからが正念場です。被災地の子どもたちの心の相談も年々増えており、心の復興はむしろこれからです。
これからも震災を風化させず、変化していく被災地・被災者に寄り添った支援活動を、24万6千人組合員と2千人常勤者が力をあわせて継続していきましょう。