組合員の活動

だれもが安心して暮らせる社会、人と人とが支えあい
つながる社会をめざし、組合員が自主的に活動しています。

トピックス

2023/06/15

通常総代会ですべての組合員にむけた「組合員アピール」を採択しました

第34回通常総代会で決定した内容を、「組合員アピール」として、28万人の組合員のみなさんによびかけます。

協同の力で、くらしを支える事業と活動をすすめた1年
  2022年度は、コロナ禍に加え、ロシアのウクライナ侵攻や物価高が私たちのくらしに大きな影響を与えた1年でした。
こうした中でいわて生協では、「2030年ビジョン」とその実現にむけた「第10次中期計画(2021~2023年度の3か年計画)」の2年目として、きびしい家計を応援する取り組みをはじめ、店舗事業ではセルフレジの導入、宅配事業では「コープステーション」の開設、葬祭事業では2ホールの新設などをすすめました。またユニセフ緊急募金や子ども食堂支援などの活動も、多くの組合員のみなさんの協力ですすめることができました。
 組合員は5千人増えて27万9千人に、出資金は106億円を超え、コロナ禍と物価高の中でも生協への支持と共感が広がった1年でした。
 
すすむ平和・食・地球環境などの危機
  相次ぐ物価高と、長期化・泥沼化するロシアのウクライナ侵攻などの影響を受けて、私たちのくらしはきびしさを増し、先行きへの不安も広がっています。一方で政府は、これからの私たちのくらしや日本の未来に大きな影響を与える平和や原発の政策を大転換しようとしています。
また、昨年の世界のCO₂排出量は過去最多となり、温暖化と気候変動がすすむ中で、世界の食料生産に深刻な影響を与えています。国内でも、飼料や燃料の高騰で生産者が存続の危機に直面しており、高齢化や担い手不足がさらにすすむことが心配されます。
 
「ともにつくるくらしと未来」をめざして
  今回の第34回通常総代会では、こうした時だからこそ、組合員の協同の力を寄せ合い、くらしや地域を支える事業と活動を着実にすすめていこうと確認し合いました。
2023年度は、「第10次中期計画」の最終年度です。きびしさを増す家計を応援する取り組みをはじめ、重点としてきた若い世代・子育て層に役立つ事業と活動、店舗と宅配のポイントの統一、エシカル商品の利用・普及など環境の取り組みもさらにすすめます。
 私たち組合員も、生協やコープ商品のよさと利用をまわりの方に広げ、組合員や生協ファンを増やしていきましょう。また、SDGsが掲げる「だれ一人取り残さない」世界の実現をめざし、くらし・平和・食・環境を守る学習と取り組みを、みんなですすめていきましょう。
 
2023年6月13日 第34回いわて生協通常総代会参加者一同