いわて生協の自主基準

ただいま実験中

食品添加物削減へのとりくみ

使わずに済むもの、安全性に問題があると思われるものは使わない

いわて生協の商品表示自主基準直

安心して選び・利用できる情報
「買物に役立つ表示」「正確な表示」

表示

法律を上回って「買い物に役立つ表示」「正確な表示」

食品添加物

コープ商品は、何という添加物を何のために使ったかわかるよう「用途名」「物質名」を併記するなど、国の基準よりくわしく表示しています。

●国の基準の添加物表示

用途名のみの表示で、物質名がわからない添加物があります。また、調味料にはアミノ酸、核酸、有機酸、無機塩の4種類の系統がありますが、使われた系統の最も多いものを表示し、語尾に「等」をつければよいことになっています。

●生協の添加物表示

生協の自主基準では、その添加物がどのような目的で使用されたかもわかるようにと独自の基準にもとづき、用途名と物質名を併記しています。

遺伝子組み換え

表示の義務付けはされていますが、実際に流通している遺伝子組み換え食品の約1割だけ。そこでコープ商品では、表示義務のない食用油やしょうゆなどにも積極的に表示し、商品を選ぶ際に役立つようにしています。

製造年月日

日付表示の義務は「期限」(消費期限・賞味期限)だけで、「製造年月日」は義務づけられていません。しかし買い物の際の目安、家庭での保管・消費の目安は、やはり製造年月日表示ですよね。そこで、コープ商品や生協の加工品には原則として製造年月日も表示しています。

産地

全国で産地偽装事件があとをたたず、命の源である食品を取り扱う企業としてのモラルが問われています。いわて生協では、「原料原産地表示」は、JAS法で表示義務のある商品はもちろんですが、任意表示のものでも、自主的に表示の対象を広げて表示しています。

アレルギー物質

義務表示の7品目(卵・小麦・乳または乳製品・そば・ピーナッツ・えび・かに)はもちろん、牛肉・大豆など義務はないけれど表示が推奨される17品目についても、アイコープ商品・アイスタイル商品で確実に含まれる場合は表示します。また弁当などの複合調理品についても、義務の7品目について表示しています。

いわて生協産直品

生協の「産直」は単なる産地直送ではありません。安全で新鮮で良質な農畜産物を求める組合員(消費者)と、経営の安定や、やりがいのある農業、健全な生産方法をめざす生産者が交流し、心をかよわせながらよりよい農産物をつくり、命のみなもとである食料と日本の農業を守っていく運動です。

いわて生協の『産直三原則』

農薬

産直野菜の農薬使用を減らす努力をしています

農薬についても食品添加物と同じく、摂取する総量を抑えることを基本に「いわて生協産直野菜の農薬使用基準」をもうけ、生産者と一緒に取り組んでいます。

  1. 排除農薬…使用禁止するもの。11農薬
  2. 排除目標農薬…排除に向けて計画的に努力するもの。6農薬
 

輸入農産物

取扱品目を限定。安全性も追究

「輸入野菜は安全でない」とひとくくりに決めつけることは正しくありませんが、「輸入野菜は栽培方法や農薬使用の実態がつかみにくい」と言えます。いわて生協で輸入野菜を取り扱う場合の考え方は、下の通りです。

  1. 日本で生産されないもので、組合員の生活にとって有用と思われるもの(バナナやグレープフルーツ、にんにくの芽など)。
  2. 生産量や生産時期との関係で、国産だけではまかなえないもの(かぼちゃやアスパラなど)。
  3. 同じ時期に国産と輸入どちらもあり、価格差が大きく両方取り扱う必要のあるもの(にんにくやブロッコリーなど)。

※グレープフルーツ、バナナ、かぼちゃなどでは、すべて使用農薬を確認し、残留農薬検査も定期的に実施している「海外産地提携品」もあります。

 

公開安全確認会/業務確認会

組合員と生協常勤者、生産者の3者が産直提携産地で「栽培」「飼育」「生産」「流通」に関する約束事が守られているかを確認・監査する「公開安全確認会」を、2003年度から毎年実施。

また、「入荷」「加工」「保管」「供給」を確認する「業務確認会」も2004年度から毎年開催。

遺伝子組み換え食品

遺伝子組み換え作物については、健康への影響や環境への影響、世界の食料や日本の農業への影響など、さまざまな問題が指摘されています。

  • いわて生協の開発商品と惣菜の主原料と揚げ油には、遺伝子組み換え原料を使用していません。