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2024/02/14

【能登半島地震】福祉、共済の職員を派遣しました

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県、富山県への派遣要請を受けて、職員を派遣しました。
今回は、岩手県災害福祉チームとして派遣された福祉事業職員、コープ共済加入者訪問活動に派遣された職員の声を紹介します。

福祉事業 職員
(1月15日~22日、岩手県の災害派遣福祉チーム(DWAT)として石川県に派遣)

能登半島は断水が広い範囲にわたっていて、トイレが使えないところが非常に多くありました。
伺った金沢市の1.5次避難所は、高齢の方が大半でした。
お話を伺うと、本来であれば福祉サービスをうけてもおかしくない方も、災害前は、地域のコミュニティの中でサポートをうけながら生活していたようです。
地震で家を失い、地元を離れて1.5次避難所に移ってきた方々のくらしとコミュニティが落ち着くのはいつになるか、先は見えていません。
発災から1か月を境に、能登半島地震の報道が減ったように感じています。
大変な思いをされている方がまだまだ多くいらっしゃることを忘れず、機会があれば再び支援に参加したいと思います。

共済事業 職員
(2月5日~9日、富山県・石川県でのコープ共済加入者訪問活動に派遣)

石川県志賀町を中心に活動しました。
能登瓦と呼ばれる黒瓦が落ちたり、土壁が崩れた家屋をいくつも目にしました。
玄関に正月飾りがついたままの家もあり、時間が止まっているようでした。
今回の目的は「異常災害見舞金」のご案内と手続きですが、コープいしかわの役員の方からは「笑顔で、たくさん話をきいてほしい」との言葉がありました。
手続き以上に大切なのは、災害で傷ついた組合員さんに寄り添うことだと感じました。
また、今回の訪問活動ではタブレットを活用し、今までにないスピードで異常災害見舞金の手続きがすすめられています。
コープ共済は組合員さんに寄り添うことのできる保障なんだと、活動をとおして感じました。

富山県氷見市と石川県七尾市で訪問活動を行いました。
「テレビCMやメールでコープ共済から異常災害見舞金の案内は出ていたが、該当にならないと思っていた」という方が多く、とても喜んでいただくことができました。
岩手から来たことを伝えると「遠いところから…ありがとう」と感謝されました。
話の最後には組合員さんが笑顔で見送ってくださり、逆に励まされました。
石川県七尾市は、神社仏閣が多くあり、石灯篭・石鳥居・要石が道路に散乱していました。
下水・雨水のマンホールの隆起や、道路の亀裂・段差があり、車での走行、徒歩での移動に注意が必要でした。
全壊認定の住宅に住んでいたり、撤去作業も行えない家庭や箇所も多くあり、先の長い支援の必要性を感じました。