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2024/02/08

【東日本大震災支援活動】移動店舗「にこちゃん号」を沿岸6市町に運行 11年8か月間でのべ77万人が利用

当生協は、被災地の買い物支援として、2012年に移動店舗「にこちゃん号」の運行を開始しました。現在は2台が沿岸6市町の災害公営住宅など46か所へ運行しています。
この11年8か月間での利用者は77万人にのぼり、お買い物が不便な被災地のくらしを支えるとともに、コミュニティの場としても喜ばれています。
 
1. 運行/46か所(重複を除く)
 1)宮古市(月・水・金コース) 愛宕、田老、鍬ヶ崎地区など 7か所
      (火・木コース)高浜、重茂、赤前地区など 7か所
      (土コース) 高浜、重茂、小角柄、赤前地区など 7か所
 2)釜石市(火コース)甲子町、小川町、平田、鵜住居など 7か所
      (金コース)甲子町、大平町、両石町、鵜住居など 7か所
 3)山田町・大槌町(水コース)田の浜、吉里吉里、上町、大ヶ口地区など7か所
 4)大槌町(土コース)浪板、吉里吉里、上町、大ヶ口地区など 8か所
 5)大船渡市(月コース)赤崎町、大船渡町、末崎町、広田町   7か所
 6)陸前高田市(木コース)気仙町、高田町、米崎町、小友町 6か所
 
2. 移動店舗「にこちゃん号」について
(1) 2012年6月、被災地域からの強い要望を受けて、移動店舗「にこちゃん号」を宮古市で開始しました。以降車両を増やし、最大4台で釜石市、大槌町、大船渡市、陸前高田市へ、被災地の変化と要望に添って運行を継続してきました。この移動店舗は、いわて生協組合員の募金と全国の生協の支援により実現しました。
(2) 現在は6市町へ2台を運行。利用者のみなさんからは、「車がないのでとても助かっている」「積んでいない商品は、注文すると次回持ってきてくれてありがたい」「買い物で顔を合わせるのが楽しみ」など、たいへん喜ばれています。今後は、社会福祉協議会様等とも相談しながら、移動店舗が特に必要な地域への買い物支援を継続していきます。
(3) 移動店舗では約600品目を取り扱っています。